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高橋ダン著「勝利の投資術」を読んでみました。

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こんにちは。 私達夫婦は今いろんな方の投資本を読んで勉強している最中です。YouTubeも毎日のように見ています。その中で今回は高橋ダンさんが出版された「僕がウォール街で学んだ勝利の投資術」を読んで参考にしている事を紹介したいと思います。

この本は高橋ダンさんが投資を始めたきっかけから、ウォール街で働くようになったまでの経緯やウォール街での失敗談など書かれており楽しく読み進めていくことが出来ました。投資の必要性を説明し、日本人の規律正しさは投資に向いていると説かれています。投資をリスクと捉えず、投資をしない方がリスクだと言われています。

まずは私が参考になった点を紹介したいと思います。

アセット(投資の商品・対象)を3つに分ける

高橋ダンさんが一番重要にされていることは、アセットを3つに分けて投資を行うことです。3つのカテゴリーとは

A おもに高いパフォーマンスを期待して投資するもの(株式・社債・通貨・不動産)

B おもにポートフォリオの値動きを安定させる目的で投資するもの(国債・現金)

C AやBと異なる値動きで全体のパフォーマンスを高め、安定させる目的で投資するもの(コモディティ・ビットコイン他)です。

そしてこの3つのカテゴリーの比率を決めて投資を行っていくのです。高橋ダンさんのお薦めの比率は、Aが40%~60% Bが10%~30% Cが20%~40%です。これは自分の年齢や性格やリスク許容度を含めてよく考えて決めなければなりません。

この3つのカテゴリーで何を投資していくのかも具体的に書かれています。高橋ダンさんはETFや投資信託を活用する方が良いと言われています。個別株よりETFや投資信託の方が多様化しやすいからです。1本のETFや投資信託を買えば幅広く分散投資が出来ますもんね。

カテゴリーCのコモディティは金・銀・プラチナなどの貴金属をはじめエネルギーや農業商品など様々な種類を紹介しています。このようなコモディティにもその価格に連動するETFがありますのでETFを活用するのが良いと紹介されています。

長期と短期を分けて投資する

先程の3つのカテゴリーに分けての長期投資とは別に、短期投資も行っていくことで資産全体のパフォーマンスを上げていくことを薦めています。

長期投資はタイミングやトレンドなどを全く気にせずに淡々と積み立てていく方法ですが、短期投資ではその時々のトレンドに乗りリターンを上乗せしていくイメージです。つねに短期投資をするのではなく、機会を見つけて実行していけばいいそうです。

短期投資で大事なのは大きなリターンを狙うのではなく、少額ずつ回数を多く狙うのがいいそうです。底値で拾い最高値で売るというのは大変難しく危険ですが、底値を打って上昇に乗ったことを確認してから投資をするという位のスタンスで十分だそうです。そして失敗したからと言って辞めず、小さい利益を重ねていくのが大事だと言われています。

短期投資での方法やモチベーションの維持の仕方やチャート分析の方法まで説明されています。しかし初心者は無理をせず長期投資だけで十分だとも言われていますので、私はとりあえず長期投資のみを頑張ります。そして投資に慣れてきたら短期投資も考えていきたいと思います。

この本を読んで、私が取り入れた点

私がiDeCoを始める際には、高橋ダンさんの方法を非常に参考にさせて頂きました。資産配分やそこに金を入れるというのも高橋ダンさんに影響を受けました。

金は運用益(キャピタルゲイン)だけで、配当金などのインカムゲインはありませんので興味はなかったんですが、株や債券とはまた別に値動きをするものを入れ、リバランスをする事によって資産を増やしていく方法を知りました。

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iDeCoでは株式70%・債券20%・金10%で運用しています。年齢とともにこの比率は変えていくつもりです。まだ十分投資期間が持てるので、株式多めの配分にしています。

高橋ダンさんは同じカテゴリーの中でも細かくETFを買っていくのが本当の分散だと言われています。全世界株式のものではなく、アメリカのETF・それ以外の先進国のETF・日本株のETF・先進国のETFとそれぞれ買うのが良いと説明されていますが、流石に私は管理でこんがらがってしまいそうで全世界株式の投資信託にしています。

ただリバランスの重要さは良く理解できました。はじめ私は債券や金もポートフォリオに入れるのは暴落に備える為にだけかと思っていましたが、その比率を整える事によって(リバランス)、高くなった(過大評価された)ものを売り、下がった(過小評価された)ものを買えるということなんです。比率が下がったということはその値段が下がったということなので、リバランスをすることで安い時に買うことが自然に出来るんです。

このようにリバランスをしっかりして安定的に運用して、効果的に資産を増やしていきたいと思います。

では今日はこの辺で。 最後まで読んでいただきありがとうございます。 また次回で・・・

参考文献

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