
こんにちは。 先日つみたてNISAを始めるきっかけを紹介しました。
今回はつみたてNISAについてもう少し詳しく解説したいと思います。
つみたてNISAとは
つみたてNISAとは、毎年40万円まで投資することが可能で、最長20年間の投資から得た利益が非課税になります。
特定口座や一般口座で運用した場合は利益の約20%の税金がかかってしまいます。
名前の通り金融庁が定めた投資信託をこつこつ積み立てていきます。
投資信託とは
投資信託とは、大勢の人からお金を集め、様々なものに投資しその運用によって得られた利益を個人投資家に還元するという金融商品です。
日本には6千以上投資信託があると言われていますが、つみたてNISAで購入できる投資信託は2020年現在で200本弱です。
この数字を聞いただけでも、つみたてNISAで買える投資信託は安全性が高いことがわかります。
手数料が高すぎる商品や運用成績が出にくい商品を金融庁が初めから除外してくれているのです。
インデックスファンドとは
ファンドとは投資信託の事で、大きくインデックスファンドとアクティブファンドがあります。
インデックスファンドとは日経225やNYダウといった指数に連動するファンドの事です。
指数が上がっていけばそのファンドの成績も自然と上がっていくというものです。
逆にアクティブファンドは指数を上回る成績を出そうとするファンドです。
その為ファンドマネージャーの手腕も問われますし、手がかかる為手数料が高くなるのでインデックスファンドより成績の良いアクティブファンドは少ないと言われています。
素直に世界経済の成長が信じられるのなら、インデックスファンドに投資をした方が無難に資産が増えると私は思います。
投資対象もさまざま
一言に投資すると言っても投資対象も様々あります。株・債券・不動産・金などのコモディティです。
しかも地域も全世界全体だったり、先進国・新興国・日本やアメリカ等の国だったり。
つみたてNISAでは株式のみの投資信託か、株や債券や不動産などが入ったバランス型の投資信託しかありませんので、
債券のみとかリートなどの不動産のみという投資信託はありません。
その中から自分のリスク許容度の範囲内で、自分の信じれる商品を選んでいくという流れになります。
私は全世界の成長を信じていますので、全世界株をメインにしていますが、この辺はまた後日詳しい内容を投稿します。
ドルコスト平均法とは
つみたてNISAはドルコスト平均法により毎月こつこつ積み立てていく様になります。
(中には一年に一度40万を積み立てる方もいるようですが)
ドルコスト平均法とは株価が上がっている時も下がっている時も同じ金額で積み立てる事により、
株価が高い時には少しだけ買い、低い時には沢山買う事ができます。
こうすることによって、株価が上がった時に株価が低い時に買った株の価格も上がり、利益が出るということです。
誰しも株価が安い時に大量に買い込み、それが高くなったら売って儲けたいですよね。
しかし、株価を読む事は誰にも出来ません。
なので、ドルコスト平均法でこつこつ買うことにより、高値掴みをしてその後株価が下落して大損なんて最悪の事態も避ける事が出来るのです。
複利とは
投資信託を積み立てていくと複利の力も発揮する事が出来ます。
複利とは、銀行預金で考えるとわかりやすいと思いますが、銀行に預金していると少しですが利息がつきます。
そのまま利息も預金しておくと次の年にはその利息にも利息がつきます。こうして何年も月日がたっていくと利息だけで預金が増えていくのです。
これが複利の力です。
投資信託にも同じ事がいえます。投資信託には配当金というものが出ます。配当金とは会社が株主に対して利益を還元するお金です。
投資信託とはいえ、そこに投資している私達も株主になっているのです。
なので、配当金を受け取る事が出来ます。
普通の口座では配当金を受け取るか、再投資するか選ぶことが出来ますが、つみたてNISAでは自然に再投資されるように設定されています。
なので、配当金を常に再投資しそれを運用することによって複利の力を最大限発揮することが出来るのです。
その他に
つみたてNISAは口座開設手数料や口座管理手数料が無料となっており、こういった点でもお得になっています。
1年に40万までなので、月に33.000円ずつ積み立てる事が出来ますが、私が開設している楽天証券ではボーナス設定も出来るので、
毎月3万円に設定し、好きな月にボーナス設定をしてその月に残りの4万円を積み立てるという方法も出来ます。
もちろん40万を積み立てなければいけないわけではないので、無理の無い範囲で始められます。
楽天証券では100円からでもOKです。
途中で積立金額の増減も出来ますし、もし現金が必要になった場合は売却し現金に換える事も出来ます。
この点では融通がかなりききます。
でも長く運用を続けてこそ複利の効果が発揮されるので、非課税期間の20年間を使い切る事をお薦めします。
いろいろ長く説明しましたが、私を含めて投資初心者にはつみたてNISAは本当におすすめですので、
これを入口にして資産運用をもっと知って頂ければ未来は明るくなると思います。
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