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私って交渉上手だったみたい!

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田舎の生活・農業のこと
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こんにちは。我が家の田んぼは今年も相も変わらず水が来ないので困っています。

この日も少ない水をなんとかポンプを使って田んぼに入れていました。

沢山水が来ているとポンプを使わなくてもいいですし、せめて安定してポンプで入れれるくらい水が来ていましたら何時間でも放っておいてもいいんです。

しかしポンプでギリギリ入るかどうか位でしたらいつ水が減ってしまいポンプが空回りするかわかりません。

なので何度も何度もちゃんと水を吸っているか見に行かなければならないんです。

かなり面倒くさいんです。

お義父さんとお義母さんと私とで代わる代わる見に行っては「まだ水を吸ってる。」とか「もうダメだからポンプを切って来た。」とか報告し合っています。

さて私がそのポンプの前で「まだ大丈夫か?もう切ろうか?」と悩みながら見ている時の事でした。

田んぼの横にある水路沿いを歩いてくるオジさん(いやお爺さんと言った方がいいかも)がいたんです。

その人も水を見てるんだろうな~と思っていたら我が家の田んぼ沿いに入って来たんです。

余りにも堂々と入って来るので私は気分を害し家に帰ろうかと思ったのですが、ま~目も合ってしまったのでこのまま帰ったら感じが悪いかもと思いその場に居ました。

するとそのオジサンは私に話しかけて来たんです。

その要点をまとめますと、そのオジさんは我が家の田んぼより下手の方に田んぼがある方のようで、

  • 川からポンプを使って水路に水を入れている。
  • もう少ししたら一杯水が流れてくる。
  • だから仕切り板を外して水を下に流してくれ。

というものでした。

普通は上手の田んぼの方が水に関しては優先です。

私達も上の方の人が田んぼに水を入れていたら、とにかく我慢して待つしかありません。

我が家の田んぼは今にも干からびそうなので水を譲る事はしなくても良いのですが、わざわざポンプを使っているとなると話は別です。

電気代も手間も掛かっています。

少し考えて、でも仕方ないかな~と思い水を譲る事にしたのですが、

「私達も水が欲しいんです。」と一応干からびそうな田んぼに指をさして言ってみました。

するとオジさんは「じゃあ半分ずつにしよう。」と言ってくれたんです。

そうこうしているうちに水は流れてきたので、私はギリギリポンプで吸える程度の水が溜まるように仕切り板をずらし下の方にも水が流れるようにしました。

双方納得で一件落着です。

その後も道でそのオジさんに会い、「ちゃんと水が入ってるか?」と言われたので「バッチリよ!」と答えました。

初めは感じの悪いオジさんだな~と思いましたが、話してみたらいい人で良かったです。

この経緯を主人に話をしましたら、どうやって川からポンプで水を入れているのか気になって一緒に見に行って来ました。

そしてそのポンプの状態を見たら主人にはオジさんが誰だか分かったようです。

誰か分かって主人とお義母さんに、「よくあのオジさんが水を半分も分けてくれたな~。」と感心されました。

何でもその人は近所では水に関して自分勝手な人で、よくトラブルになる人なんだそうです。

他の人の田んぼが水を入れているのに、勝手に仕切り板を取って下に流すような人なんだそうです。

そしてよくケンカをしているみたいです。

知らなかったとはいえ、そんな人と水の話をしていたんですね。

ま~逆に知らなかったのが良かったんでしょうね。

もし私がその時に居なかったら、我が家の田んぼの仕切り板も外されていただろうというのが主人の意見です。

やはり言ってみるもんです!

それにしても、私ってもしかしたら交渉上手なのかもしれないですね!

少し得意気になった私でした。

では今日はこの辺で。最後まで読んで頂きありがとうございます。フォローして頂けるとブログ更新の励みになります。また次回で・・・

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