こんにちは。つい1週間位前に広島のテレビ番組で「美しき侵略者」と題したニュースが放送されていました。
「何が美しくてどうして侵略者なのか?」と気になってしまいそのまま見てしまいました。
何が美しいのかというと、「オオキンケイギク」という黄色い花の事でした。

このコスモスにも似た花は道路沿いや河川敷にこの時期に咲く花で、ぱっと見た目は可愛いくて草むらの中にあって色を添えているような感じです。
しかしどうしてこの花が侵略者なのかというと、実は庭や花壇に植えてはいけない特定外来生物なんだそうです。
もともとは明治時代に日本に入り鑑賞用として全国に広まったそうです。
荒れた土地でも花を付ける事が出来る事も、全国に広まった理由です。
そしていったん定着してしまいますと、在来の野草の生育場所を奪い生態系に深刻な影響を与えるため特定外来生物に指定されたそうです。
もともと強い植物なので少しでも根茎が残っていたら生き残れるそうです。
駆除をするには根気よく数年かけなければならなくて、なかなか難しいようです。
さてここまでがニュースの主な内容なのですが、広島県でこのオオキンケイギクが広まっている市も発表されていました。
幸いにも私が住んでいる市はその中には載っていなかったし近所でも見たことがありませんので安心しました。
しかし、草むらの中にこんな花が咲いていたら「可愛いな~」と思ってしまいます。
特定外来生物と知らずに庭で育てている人や、あえてその花だけ刈らない人もいるようです。
まさか生態系を壊すような花とはとても思えません。
「植物界にもいろいろ問題があるんだな~」とその時は呑気に思っていました。
しかししかし、その後出勤している時にこの黄色い花を見つけてしまったんです!!!
今まで何気なく通り過ぎていましたし、まさか特定外来生物だとは思っていなかったので意識していませんでしたが、通勤している道端に咲いていたんです。

それからは気になって気になって仕方なく、道端を意識しながら運転していると所どころにこの花を見かけます。
ヤバい!!
私が住んでいる市でも侵略されかけているではありませんか!
田舎は自然が多いので、本気で生態系を心配してしまいます。
これからもこの花が侵略していないか気を付けておく事にしましょう。
では今日はこの辺で。最後まで読んで頂きありがとうございます。フォローして頂けるとブログ更新の励みになります。また次回で・・・

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