こんにちは。金融庁が2023年度税制改正要望を財務省に提出しました。
この内容は私達NISA利用者にとってはとても朗報で、正に金融庁が私達の為に改善してくれていると思える内容です。
私が気になっている主な内容は次の点です。
- 年間の投資枠を拡大
- 投資期間の恒久化
- 非課税期間の無期限化
- 株の売却による非課税枠消失が無くなる
この様に投資家にとってはとても良い内容です。
もしこの要望が通り改正されますと、私達の投資計画も幅が広がります。
そこで今回は私の証券口座で運用している「つみたてNISA」について考察したいと思います。

まず1番の投資枠拡大については、今のままでも私は十分足りています。
後は頑張って投資金額を増やすのみです。
2番・3番も今の投資期間が終了する20年後は私はもう60代の半ばになりますのでそれで十分かな?とは思っていましたが、人生100年時代に備えて恒久化は選択の幅が広がります。
歳を取っても思考回路がまだ正常な間はなるべく長く投資を続けようと思います。
若い方にとってはとても良い事ですね。長い時間を味方に出来ます!!
さて私が一番気になるのは4番です。
これは今までの非課税枠は購入金額に対するものでしたが、要望案では投資額に対するものに変更するといったイメージのようです。
今の制度ではNISAもつみたてNISAも一回株や投資信託を売却してしまいますとその分は非課税枠が無くなってしまって勿体なくなってしまいます。
なのでつみたてNISAでは資産配分を変更しようと思ったら、今までの積み立てていたものはそのまま運用を続け新たに別の投資信託を購入して長い時間をかけて変更しなければなりません。
またリバランスをする時も配分の高い投資信託を売却して配分の低い投資信託を購入するといったスイッチングをしてしまうと、売却した分が非課税枠が消失しますので、ただただ配分の低い投資信託を買い増すといった方法しかありません。
そもそもつみたてNISAではリバランスが難しいので「株式」のみで運用している方が多いと思います。
私もほぼ株式で運用しています。
今は投資を始めたばかりですし時間もありますので問題はありませんが、この先歳を重ねていき積立の金額が増えてきたらこのままでは不安になるかもしれません。
かと言って途中で売却してしまうと勿体ない事になってしまうでしょう。
つみたてNISAは暴落している時は「ただひたすら耐えるのみ」とよく聞きますが、もう引退を控えた時期にそれが出来るかどうかは疑問ですね。
しかし非課税枠の消失が無くなればiDeCoの様に普通にスイッチングが出来ます。
iDeCoでは50代半ば辺りから資産配分を債券又は預金を多めにしようと考えています。
それをつみたてNISAでは債権比率が多めのバランスファンドへスイッチングといった方法も取る事が出来るわけなんです。
これなら少しは将来の暴落への不安も解消され安心して投資を続けられそうですね。
もう少し欲を言えば、つみたてNISAでも債券ファンドを組み入れてくれればなお安心なんですが・・・
では今日はこの辺で。最後まで読んで頂きありがとうございます。フォローして頂けるとブログ更新の励みになります。また次回で・・・
いつも応援ありがとうございます。


コメント