こんにちは。ここのところアメリカ株の株価が不安定なような気がします。
一旦下落はしましたが、今は回復している感じもあります。しかしこれから下落局面になるのでは?という意見もあり、アメリカ高配当株の買い増しの事が頭の片隅に常にあるような感じです。
私達夫婦は毎月コツコツとアメリカ高配当株を買い増しをしているのとは別にアメリカ高配当株ETFを買うための予算を別に組んでいます。
それを5年位かけて分散して「VYM」とアメリカの債券ETF「AGG」を買っている最中です。
どうして「VYM」なのかはこちらの記事に書いています。
5年をかけて分散投資しているのにはアメリカ高配当株はNISA口座で買っていますので、NISA枠の事を考えると大きな金額を使えないという理由もありますが、この様に常に頭の中に投資の事が離れないのは私にとってはいささか面倒でもあります。
そこで分散投資をする意味について私なりに少し考えてみました。
一括投資のメリット
アメリカ株の株価が長い目でみれば右肩上がりに上昇すると考えましたら一括投資の方が簡単ですし、分散をして投資しますと株価が上昇した後に買い増すという事になります。まさに私達の今の状況がそうでして、最初に買った時が一番安い時に買えており後になればなる程株価が上がっていて、結局平均取得単価が上がってきています。
一括投資をしていれば配当金が最初から多く貰えるのはもちろんのこと、どんどんキャピタルゲイン(値上り益)も増えていきます。
利益の事を考えれば一括投資の方が全然多くなります。
そして一括投資ですと買うタイミングを考えなくてもよくなります。
今まさに私は買い増しをしようかもう少し様子をみようか考えている最中です。
例えばS&P500に連動するETF「QQQ」のチャートは今はこんな感じです。

ハイテク株は株価が戻りつつあるようですが、まだまだ低い状態のようですね。
この様な状態ですと買っても良いかな~と思います。
しかし「VYM」のチャートはこんな感じになっています。

高値ではないにしろそんなに安いわけではありません。というか株価が戻ってきています・・・
これを逃したらどんどん値が戻って高くなるのでしょうか、それともアメリカ株が下落をすると共に下がっていくのでしょうか?
全くわからなくなってしまうんです。
ちなみに債券ETFの「AGG」は今はこんな感じです。

下がりまくっています。普通でしたら買い場かもしれませんが、アメリカ国債の金利が上がれば債権の価格が下がるので今は買わない方が良いという意見も聞きます。
このようにいろんな情報を得るとますます買えなくなるんです・・・
結局は投資は自己責任。自分で判断をするしかないのですが、分散投資はなかなか難しいですし勇気が必要です。
分散投資のメリット
しかし私は一括投資はやはり出来なかったでしょう。
分散投資をして良かったと一番に思った事は株価の動きに慣れる事です。
投資を始める前に「株価は常に動くものです。」とよく耳にしましたが、「そんなの当たり前でしょ」と頭では分かっていました。
しかし実際に運用を始めてみますと、株価の動きに結構自分の感情が左右されてしまう事を実感します。
最初は小さな金額から始めていましたので、そこまで株価が上がって舞い上がるとか株価が下がって悲壮感に襲われるといった事無く運用することが出来ましたが、これが大きな金額でしたら本当に日常の生活に支障が出てたかもしれません。
初心者のうちは投資をしたお金が無くなっても大丈夫という位の気持ちと金額で運用するのが丁度いいのかもしれません。
そして現金で待機資金を保有していますと絶好の買い場で買い増しが出来ます。
これはタイミングを計らなければならないというデメリットでもありますが、資産を増加させるメリットでもあります。
大暴落が起きた時に勇気を出して買い増しをすれば、相場が戻った時に大きな利益を得る事が出来ます。
投資が好きな人にとっては一番の楽しみでもありますね。
一括投資・分散投資とそれぞれにメリットがあります。そして運用の仕方も人それぞれあります。
私は私のやり方で頑張っていくだけですので、もう少し買い増しを検討してみようと思います。
では今日はこの辺で。最後まで読んで頂きありがとうございます。フォローして頂けるとブログ更新の励みになります。また次回で・・・


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