シャインマスカットの常温・冷蔵・冷凍と三つの保存方法を紹介。美味しさを長持ちさせるコツ紹介！

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最近、異例の安さで話題の「シャインマスカット」。購入したら、一度に全て食べ切るよりは出来るだけ長く楽しみたいですよね。

・美味しさを保って保存するのはどうしたら？

・せっかく購入したシャインマスカットを保存方法を間違えて傷めたくない・・・

・そもそも常温・冷蔵庫・冷凍で管理してもどのくらい日持ちするのかわからない・・・

このような疑問に以前失敗して痛い目を見て学び直した私がシャインマスカットの常温・冷蔵・冷凍の三つの保存方法と長持ちさえる注意点をお届けいたします。

これを知らずに適当に冷蔵庫で保管してしまうと私と同じ失敗をしてしまうのでぜひ最後まで記事を読んでみて下さい。

そもそもシャインマスカットって？
常温での保存について
冷蔵での保存について
冷凍での保存について
まとめ

そもそもシャインマスカットって？

広島県東広島市安芸津町にある農研機構のブドウ研究拠点で育成された栽培品種。

いろいろ改良を重ねながら2003年に命名登録、2006年に品種登録された。

育成地の広島では8月中旬に成熟する早生種です。東京都中央卸売市場の取り扱い量（令和4年）では山梨県が約２８６８トンで全体の約49％を占めています。

例年7月頃から出回り始め9.10月が旬で12月頃までがシーズンと言われています。

常温での保存について

常温での保存の目安は1日～3日。前提として早めに食べる場合の保存方法になります。ただ、室内の温度が極端に上昇すると1日で痛む恐れもありあまりお勧めできません。

保存の仕方の例

房は水洗いはしない事。ブドウの皮についているブルームと呼ばれる白い粉は脂肪酸で出来た天然成分で病気や水分蒸発を防ぐ効果があり、鮮度の保持に大きな役割を果しています。

次に皮はむかずに保存する事。シャインマスカットは皮はむかずにそのまま食べれます。むいてしまうと美味しさも失われまし、乾燥や酸化による変色など、劣化の原因にもなります。

1房づつあらかじめ丸めてやわらかくした新聞紙で包み風通しの良い涼しい場所で保管します。

食する1時間前くらいに冷蔵庫に入れて適度に冷やす事もオススメです。シャインマスカットに多く含まれる果糖には、冷たい方が甘味が強くなる性質があるためですが冷やし過ぎると逆に味を感じにくくなりますので適度に冷やすのがオススメです。

冷蔵での保存について

冷蔵での保存の目安は3日～1週間。冷蔵保存すればある程度の期間おいしく食べられますが冷蔵しても風味は落ちていくので、なるべく早めに食べきるのがおすすです。

保存の仕方の例

残念ながら房ごと保存すると鮮度は3日ほどで落ちてしまいます。よって実を房から1粒ずつ2・3ミリ軸が残る様にハサミで丁寧に切り離します。軸を外すと実に穴が開き、その部分から傷みやすくなってしまうからです。ここでも水洗いはお勧めしませんが軽く洗う場合はキッチンペーパーでよく水分をふきとります。切り離した粒はキッチンペーパーで包み密閉容器や保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

野菜室なら急激な温度変化がなくシャインマスカットの最適な保存温度である5℃から10℃で保存できるからです。食する20分程前に冷蔵庫から出しておけば美味しく頂けます。

冷凍での保存について

冷凍での保存の目安は3週間から4週間です。長期保存が出来ますが果肉はシャーベット状になります。

シャインマスカットの保存には冷凍が一番オススメです。常温でも冷蔵でも非常に傷みやすいのが特徴ですので冷凍保存が良いと思います。冷凍する事で味が落ちる事はありませんが皮のパリットとした食感は失います。その代わりシャーベットのような食感を味わえるでしょう。

保存の仕方

冷凍保存も冷蔵の時と同じ手順で実を房から切り離してから冷凍の場合は1粒づつ流水でやさしく洗ってキッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取ります。注意点はシャインマスカットの実は、とてもデリケートなので、必ずやさしく洗うこと。また実同士がくっつくと食べる際に傷つきやすいので注意するようにしてください。あとは冷凍用保存容器やフリーザーバッグに実が潰れないように入れて密封して冷凍室に入れておきます。

冷凍したシャインマスカットは、凍ったままシャーベットとして食べることをオススメします。

解凍する場合は、粒を流水に10〜20秒ほどさらして、皮だけが溶けた半解凍状態が食べごろです。

注意点は解凍しすぎると水分が抜けてブヨブヨとした食感になって食味が落ちてしまいまう事です。気を付けましょう。