今季終了後にターリー、アンダーソン、マクブルーム、デビッドソンとの契約を更新しなかったカープ。その姿勢にファンの間でも賛否両論ありました。特にデビッドソンの放出は意外と感じる方も多く、日本人投手に慣れるであろう来季の姿を見てみたいと言う意見もありました。
そんな中、先日は内野手2人を獲得していましたが、投手の補強もしっかり調査していました。12/3に発表がありテイラー・ハーン投手とトーマス・ハッチ投手の2人が新たな戦力として加わる事が決まりました。ではこの両選手がどのような選手なのかを現時点で集めれる情報をまとめてみました。
テイラー・ハーン投手について
テイラー・ハーン投手は1994年8月30日生まれの29歳。アメリカ合衆国テキサス州ロックウォール郡ロイズシティ出身で身長198センチ体重104キロの左投左打の投手です。
2012年から2014年まで3年連続MLBドラフトで指名されるが契約せず2015年のMLBドラフトで5巡目(全体164位)でワシントン・ナショナルズから指名されてプロ入りしています。
その後所属チームを転々としながらマイナーリーグでプレイを続け、2019年テキサス・レンジャース時代にようやくメジャーデビューを果たしました。しかし、2019年から2022年まで、なかなかメジャーで定着することができませんでした。2023年シーズンは、レンジャーズで開幕を迎えましたが、7月にアトランタ・ブレーブスに、その後カンザスシティ・ロイヤルズにトレードで移籍していました。
今シーズンは中継ぎとして13試合に登板し0勝0敗、防御率11.40の成績だった。通算では101試合(先発25試合)の登板で12勝15敗、防御率5.35。
トーマス・ハッチ投手について
トーマス・ハッチ投手は、1994年9月29日生まれの29歳。アメリカ合衆国オクラホマ州タルサ出身で身長185㎝、体重88キロ右投右打の投手です。2016年のMLBドラフト3巡目(全体104位)で指名されプロ入りしています。
ハッチ投手は、最速97マイル(約157キロ)を計測するストレートと、持ち球はカット、ツーシーム、チェンジアップ。武器は大きく曲がりながら落ちるカットボールで、ストレートを軸にチェンジアップも織り交ぜながら打者を料理していく。
今季はブルージェイズとパイレーツでプレーしていて両チームで計18試合に登板し1勝1敗、防御率4・08。メジャー通算は39試合で4勝4敗、防御率4・96。
来季の外国人態勢
今回発表された投手2人と先日発表のあった内野手2人で来季の布陣はおそらく決まりでしょう。
2023年 | 年齢 | 投打 | ポジション | 2024年 | 年齢 | 投打 | ポジション |
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R.マクブルーム | 31 | 左投右打 | 内野手 | M.レイノルズ | 33 | 右投右打 | 内野手 |
M.デビッドソン | 32 | 右投右打 | 内野手 | J.シャイナー | 28 | 右投右打 | 内野手 |
D.アンダーソン | 29 | 右投右打 | 投手 | T.ハーン | 29 | 左投左打 | 投手 |
N.ターリー | 34 | 左投左打 | 投手 | T.ハッチ | 29 | 右投右打 | 投手 |
R.コルニエル | 28 | 右投右打 | 投手 | R.コルニエル | 28 | 右投右打 | 投手 |
先日獲得の発表があったM.レイノルズとJ.シャイナー選手については過去の記事で取り上げているので気になる方は確認してみてください。
あと考えられるとしたら、コロナ渦で活動を縮小していたドミニカカープアカデミーの再始動で秋季キャンプに参加していたドミニカ選手の育成契約があるかもしれないということです。
3連覇後のカープ助っ人外国人選手はやや期待外れが続いていましたが今回放出された4人の選手はよくやってくれていただけに惜しむ声も多々あります。それだけに2024年から新たに加わる選手達にはそれ以上の活躍をしてもらい球団の判断は間違いでは無かったと私達カープファンに見せて欲しいものです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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